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■ATPツアーとWTAツアーについて理解してみよう。
ATPツアーのしくみ
ATPは男子のプロテニスプレーヤーとテニスのワールドツアーを組織している団体
- ATPワールドツアー・マスターズ1000
- 年間9大会開催され、優勝者は1000ポイント獲得する。開催場所はインディアンウェルズ（アメリカ）、マイアミ（アメリカ）、モンテカルロ（モナコ）、ローマ（イタリア）、マドリード（スペイン）、モントリオール（カナダ）、シンシナティ（アメリカ）、上海（中国）、パリ（フランス）。ランキング上位30位以内の選手にはモンテカルロ以外の8大会への出場義務が課せられる。
- ATPワールドツアー500
- 年間で13大会開催され、優勝は500ポイント。「楽天ジャパン・オープン」はこのツアー500に属する。
- ATPワールドツアー250
- 2015年は40大会開催される予定。優勝ポイントは250ポイント。
- ATPワールドツアー・ファイナルズ
- ツアー最終戦としてイギリス・ロンドンで行われる大会。ATPワールドツアーの年度ランキングの上位8人（ダブルスは上位8組）に出場権が与えられ、優勝者は1500ポイント獲得する。
wtaツアーのしくみ
WTAは女子のプロテニスプレーヤーとテニスのワールドツアーを組織している団体
- プレミア・マンダトリー
- 年間4大会開催。賞金総額は約600万ドル。開催地はインディアンウェルズ（アメリカ）、マイアミ（アメリカ）、マドリード（スペイン）、北京（中国）。優勝者は1000ポイント獲得。
- プレミア・ファイブ
- 年間5大会開催。賞金総額は各大会250万ドルを超える。優勝者は900ポイント獲得。
- プレミア
- 年間12大会開催。賞金総額は73.1万ドル～100万ドル。9月に東京で開催される「東レパンパシフィック・オープン」はこのプレミアツアーにはいる。優勝者は470ポイント獲得。
- インターナショナル
- 2015年は32大会開催。賞金総額は25万ドルから50万ドルの大会まである。9月に大阪で開催される「日本女子オープン」はこのインターナショナルツアーにはいる。優勝者は280ポイント獲得。
- WTAツアー・チャンピオンシップ
- 2つのツアー最終戦が催される。シンガポールで開催される「WTAファイナルズ・シンガポール」は、年間ランキングの上位8人（ダブルスは上位8組）に出場権が与えられる。賞金総額700万ドル。優勝者は1500ポイント獲得。
- 中国・珠海で開催される「WTAエリート・トロフィー」は、ランキング9位から20位のうちの11名と、ワイルドカード1名の計12名で争われる。2014年までは、「WTAトーナメント・オブ・チャンピオンズ」という名称で、開催されていた。2015年の賞金総額は215万ドル。
- WTAランキング
- 過去52週に出場した上位16大会(シングルス)のポイント合計によりランキングを決定する方式。一般的に「世界ランキング」と呼ばれている。この方式は過去約1年間の成績の平均となるため、各大会のエントリーやシードの決定の際にはこのシステムのランキングを適用する。
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